精療クリニック小林では、カウンセリングを重視しています。

 

「こころの病はこころで治す」

それが当院の基本です。当院では、対面精神療法やカウンセリングだけではなく、子どもを対象としたプレイセラピーや話すことが苦手な人でもやりやすい箱庭療法や描画療法など、様々な治療法を用意してお待ちしています。

 

■カウンセリング・精神療法・心理療法について

 カウンセリング(医師の行なうものを精神療法、カウンセラーが行なうものを心理療法と言ったりします)とは、医師やカウンセラーが患者の皆さんのお話を聴き、それに対して支援や援助をするものです。

 支援や援助といっても具体的な指示や助言が必ずしもあるわけではありません。簡単には解決できないことも多いのです。

 しかし、辛い気持ちになったり悩みを抱えているときには、自分でもどうしていいのかわからないことがあります。そのようなときには、話をしてご自身の気持ちや問題を整理することがあなたの問題の解決の糸口になります。

 

■心理検査について

 心理検査とは、ご自身のことをより知っていただくための数ある道具の中の一つです。アンケートに答えてもらうような検査から、絵を描いたり絵を見て答えてもらう検査まで様々なものをご用意しています。

 心理検査では、そのときの気分の状態から性格傾向、得意なこと・不得意なことまで色々なことが結果として出ますが、それらはあなたの一部にすぎません。しかし、自分のことを知ることは治療のはじまりです。

 カウンセラーが患者の皆さまに合わせて、数種類の必要な検査を組み合わせて行います。

 検査結果は、すべての検査が終わってから2~3週間後にお渡しします。

 

■お子さまの治療、プレイセラピーについて

 小さいお子さまの治療には、プレイセラピーが合っています。言葉で話す代わりに、遊びの中で自分の困っていることを表現する治療法です。カウンセラーは、お子さまが気持ちを表現できるような環境を整え、自分の気持ちや考えを整理できるようにお手伝いします。

 お子さまの治療には、特に周囲の大人の協力が欠かせません。当院では、保護者の方からもお話をうかがい、どのようなサポートが必要なのかを考えます。

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